アルヴォ・ペルト

子守唄を聴きながら眠る 昼なのに眠る 音がないみたいなのに 静かな音が聞こえてきて 鈴の音はしないのに 鈴が鳴り続けているように感じる 飾らない音符と簡素な和音が 簡素な音と飾らない声を生む リズムはいつまでも単純だけれど 飽きることはない まるで昔の音楽が よみがえったみたいだ 懐かしい君を 抱いているみたいだ 子守唄がいつまでも聞こえる ずっと聞こえる